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【人事・採用に関する用語集】
投影法
人事・採用・適性検査に関する用語を解説します。
人事・採用担当者として知っておきたい用語の解説を掲載しています。関連するコンテンツとあわせて、お役立てください。
用語は随時追加更新しています。
読み方
とうえいほう
意味
投影法とは、曖昧な刺激に対する反応を通じて、個人の深層心理や性格特性を把握する心理検査技法です。代表的なものにロールシャッハ・テストやSCT(文章完成法検査)があります。被検者は刺激に対して自由に反応するため、意識的なコントロールが困難で、より本質的な特性が現れやすいとされています。採用選考場面などでは、質問紙法では捉えにくい無意識レベルの特性や動機を探る目的で利用されることがあります。ただし、結果の解釈に高度な専門性が必要で、実施に時間もかかるため、大規模な使用例は多くありません。近年では、コンピュータを使った簡易版投影法検査も開発されており、効率性と専門性のバランスをとった活用が進んでいます。