お役立ちコラム

【人事・採用に関する用語集】
有効求人倍率

2025年08月07日
  • 用語集

人事・採用・適性検査に関する用語を解説します。
人事・採用担当者として知っておきたい用語の解説を掲載しています。関連するコンテンツとあわせて、お役立てください。
用語は随時追加更新しています。

読み方

ゆうこうきゅうじんばいりつ

意味

有効求人倍率とは、求職者1人に対してどれだけの求人があるかを示す労働市場の指標です。厚生労働省が毎月発表し、「有効求人数÷有効求職者数」で算出されます。

倍率が1.0を上回ると求人数が求職者数を上回る「売り手市場」、1.0を下回ると求職者数が求人数を上回る「買い手市場」となります。新卒採用においては、大学生の就職環境を測る重要な指標として活用されています。

企業の人事担当者にとって、有効求人倍率は採用戦略立案の重要な参考データです。倍率が高い時期は優秀な人材の確保が困難になるため、早期の採用活動開始、魅力的な労働条件の提示、適性検査を活用した効率的な選考プロセスの構築などが必要となります。

労働市場の動向を把握し、適切な採用戦略を策定するために欠かせない指標です。



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