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【人事・採用に関する用語集】
ハロー効果

人事・採用・適性検査に関する用語を解説します。
人事・採用担当者として知っておきたい用語の解説を掲載しています。関連するコンテンツとあわせて、お役立てください。
用語は随時追加更新しています。
読み方
ハローこうか
意味
ハロー効果とは、ある特定の優れた特徴や印象が、その人の他の能力や特性の評価にも影響を与える認知バイアスです。心理学者エドワード・ソーンダイクが1920年に提唱した概念で、「後光効果」とも呼ばれます。
採用面接においては、学歴や容姿、話し方などの第一印象が良いと、実際の業務能力とは関係なく全体的に高く評価してしまう現象として現れます。逆に、一つの欠点が全体評価を下げる「逆ハロー効果」も存在します。
このバイアスを防ぐため、人事担当者は構造化面接の導入、複数面接官による評価、評価項目の明確化などの対策を講じることが重要です。また、適性検査を併用することで、客観的なデータに基づいた総合的な判断が可能となります。
公平で正確な人材評価を行うために、ハロー効果への理解と対策は不可欠です。
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