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新入社員を適材適所に配属するには?SPIを社員配属に役立てよう

  • SPI3の活用

2020年05月26日

採用段階に活用されていることが多い適性検査ですが、昨今は内定者のフォローや、新入社員を適材適所に配属するための手段としても活用されています。新入社員の定着率
アップにもつながる配属のための、SPIの活用法について解説します。

適材適所に配属するには?SPIを社員配属に役立てよう

従来は、選考など採用段階に活用されていることが多かった適性検査ですが、今では、内定者のフォローや、新入社員を適材適所に配属するための手段としても活用されています。

ここでは、新入社員の定着率アップにもつながるより良い配属を実現する、SPIの使用法について解説します。

新入社員が伸びない・活躍しない理由

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複数の面接を経て、面接者が熟考と話し合いを重ねて採用した新入社員。自信を持って配属先を決定して送り出したのに、活躍し始めるのに時間がかかったり、いきいきと働いていなかったりすることは珍しくありません。

新入社員が伸びない、活躍しない場合、何らかの事情で本人のモチベーションが失われている可能性があります。考えられる理由は大きく3つあります。

1 職場の風土や人間関係になじめない

企業全体の風土とは別に、配属先のチームやグループにも独自の仕事の任せ方やコミュニケーションのとり方があるものです。新入社員のタイプと配属先の風土が合っていないと、新入社員はなかなか力を発揮することができません。

例えば、慎重派の新入社員が、リスクを恐れずチャレンジする姿勢を評価するチームに配属された場合、慎重派の新入社員は評価されにくくなるため、「自分に合っていない」「成果に結びつかない」と感じます。さらに、評価されにくいことで組織や上司、仲間に対する興味と信頼を失うと、職場の人間関係になじめなかったり、うまく関係を築くことができなくなったりします。

わからないことがあっても周囲に聞けない、アドバイスを素直に受け入れることもできないという状態が続けば、少しずつモチベーションが下がって成長意欲が減退することになるでしょう。

2 仕事に意味や価値が感じられない

何のために仕事をしているのか、仕事の意味や目的を見失ってしまったケースです。努力する理由が見つからないため気持ちが入らず、どんどん仕事に対する姿勢が後ろ向きになっていきます。

例えば、営業職でなかなか契約が取れない場合など、「努力しているのに具体的な成果に結びつかない」という状況はエネルギーを消耗します。「今、取り組んでいることはすべて無駄なのではないか」「自分にこの仕事は合っていないのではないか」という感情で自信が揺らぐと、さらに力を発揮できなくなるという負のスパイラルに陥ってしまいます。

3 失敗を引きずっている

中途採用で十分な経験とスキルがある場合を除いて、新入社員が一人前になるまでにはそれなりの時間がかかります。しかし、高い成長意欲と自信を持って入社した人は、ちょっとしたミスや誰にでもある失敗を必要以上に重く受け止めてしまう傾向にあります。

また、上司や先輩から与えられている仕事や指示の内容が現在の能力を上回っていると、努力して仕上げても満足してもらえなかったり、失敗を繰り返したりしてしまいます。本人に原因があるわけではなく、相互理解の不足が招いたミスマッチによるものですが、新入社員がモチベーションを失う原因になる可能性につながります。

SPIを活かして適材適所に配属する

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新入社員に活躍してもらうには、配属先の部署やチームの風土との相性を見極めて、タイプが合う新人を選ぶことが大切です。

組織の風土と同じタイプの新人を配属できれば、考え方が似ているため新人がいきいきと働くことができ、能力を発揮しやすい環境になるといえます。また、タイプが同じか近い先輩をメンターにする方法も良いでしょう。配属先の風土が新人と合わない場合でも、先輩や上司がコミュニケーションのとり方を工夫すると、新人が力を発揮しやすくなります。

こうした適材適所を見極めるのに役立つのが、SPIです。

SPIでは、組織の風土と個人のタイプをコミュニケーションのとり方、仕事の進め方の2つの軸で分類を行い、4つのタイプに分けています。

この分類結果から、組織のタイプと重なるタイプの新人を配属できれば、考え方が似ているため順応しやすく、すぐに力を発揮しやすいといえます。

やむをえずタイプが違う部署に配属する際は、新人とタイプが同じ、もしくは近い先輩をメンターにする方法がおすすめです。

組織の風土と新人のタイプがマッチすれば配属はうまくいく!

新人を適材適所に配属し、早期に力を発揮してもらうには、組織の風土と新人のタイプを比較・検討し、相性の良いチームを選ぶことがポイントです。

新人を配属する前には、ぜひSPIを活用して、組織と人のマッチング率を高めてください。新人が伸び悩んでいる、いきいき働けていないと感じたときにも、SPIで新人のタイプを確認し、人材の能力をより引き出すことができる配属先を検討しましょう。