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WEB面接は見極めが難しい?その理由と解決方法を解説

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2022年05月24日

IT技術の発展やコロナ禍を起因とする在宅勤務の普及などで、オンラインコミュニケーションが一般化し、採用シーンにもWEB面接を導入する企業が増えています。採用の可能性を広げる手法として注目されるWEB面接ですが、中には「候補者の見極めが難しい」と感じる企業もあるようです。
本記事では、WEB面接に課題を感じる理由と、効果的なWEB面接の実施方法について解説します。

WEB面接が難しいと感じる理由

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採用担当者が、WEB面接による候補者の見極めが難しいと感じる理由として、非言語的手掛かりが少ないこと、それにより意思疎通がしづらいと感じることが挙げられます。各理由について、詳しく見てみましょう。
 

非言語的手掛かりが少ない

就職みらい研究所が発表した「就職白書2021」によれば、説明会や面接のWEB化が進んだ2020年の就職・採用活動において、企業が把握しにくくなった情報として「人柄や魅力」「働く意欲」「志望度」の3つが挙がっています。

これは、対面コミュニケーションの重要な要素である「非言語的手掛かり」が減少することによるものと考えられます。

非言語的手掛かりとは、ジェスチャーや表情、アイコンタクト、服装の雰囲気といったもので、対面による会話を円滑にするために有効な働きをしています。非言語的手掛かりが減ると、発言のタイミングが重なる、感情が伝わりにくくなるといったことが起きやすくなります。

いわゆる会話のキャッチボールがしづらくなるため、採用担当者にとってWEB面接が難しいと感じてしまうようです。

意思疎通がしにくいと感じる

非言語的手掛かりが少なくなると、候補者の志望度や熱量といった、これまで対面面接で感覚値として測ってきた部分が把握しにくくなります。相手の表情が読み取りづらいため良い印象を受けにくく、対面よりも候補者への評価が辛くなりがちです。

また、学生が抱えている不安や採用担当者の言いたいことが伝わっているのかも把握しづらいため、お互いに意思疎通ができたのか、WEB面接後に疑問に感じることがあります。

実はWEB面接は、情報を正確に把握しやすいメリットもある

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意思疎通がしにくいとなると、WEB面接の実施は本当に難しいのでしょうか。

前出の「就職白書2021」では、「オンラインのコミュニケーションでは、言語的手掛かりによる情報伝達がむしろ正確に伝わる」とする研究があることにふれ、「オンラインだからこそ事実にフォーカスできる」との企業の声を紹介しています。

このことは、WEB面接のほうが見極めの精度が上がる可能性があることを示しています。

非言語的手掛かりが少ないということは、候補者の身振り手振りや勢いにごまかされることなく、言葉の本質のみに迫ることができます。対面面接では明るい雰囲気や声の大きさなど、外向的な人が有利といわれていますが、WEB面接ではそのようなバイアスがかかることなく、候補者の言葉を正確に把握しやすくなります。

効果的なWEB面接の実施方法

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WEB面接では、候補者の言葉の中身である、事実にフォーカスできることがメリットです。しかし、実際に採用を担当している現場からは、「WEB面接の評価と入社後の評価とのギャップが大きい」「うまく見極められていない」といった声が聞かれます。

これは、WEB面接の特徴を活かせずに、候補者の深掘りができていないことが原因です。WEB面接で候補者の人となりを掘り下げるには、事前に自社が求める人物像を明確にしておくこと、そしてWEBならではの会話方法を把握し、客観的なチェック項目を設けて評価することが大切です。本記事では、具体的にどのようにWEB面接を実施すればいいのか見ていきましょう。

自社で活躍するための必要な条件を確認する

WEBに限りませんが、面接では「自社に合った人材か」「入社してから活躍できそうか」といった点を見極めることが大切です。

今、自社で長期的に活躍している社員や、入社後に着実な成長を遂げている社員は、自社の社風や事業方針にマッチする人材のロールモデルになると考えられます。そこで、事前に活躍中の社員の特徴をピックアップし、自社で活躍するために必要な条件を言語化します。候補者が必要な条件を満たしているか、面接の際に確認しましょう。

WEB面接の会話は"ターン制"に徹する

WEB面接では、相手が話し終えるのを待ってから自分の話をする、交互に発言を繰り返す"ターン制"に徹します。相手の表情は把握しづらいですので、無理にアイコンタクトをとろうとする必要はありません。相手が話しているあいだは話を差し挟まずあいづちを打って話を聞いていることをアピールし、メモをとりながら相手から発せられる言葉に集中することに努めます。

面接での質問を固定化し、評価基準を定める

自社で活躍しうる特徴を持つ候補者かどうか、過去の経験から深掘りする質問をあらかじめ決めて面接します。例えば、過去に体験した問題の背景や対策時のアイディア、自分が具体的にどのような貢献をしたかなど、人となりを深掘りするポイントを決めて質問しましょう。

そして、求める人物像に近いか評価基準を設けておき、候補者からの発言を把握して評価します。

WEB面接の見極めに役立つSPI

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面接は、対面・WEBにかかわらず、候補者の特徴や思いを知る重要な機会です。しかし、面接だけでは候補者の適性や資質といったすべて把握することはできません。採用後に離職してしまったり、期待に反して活躍できなかったりするケースは、採用時の資質の見極めが不十分であることも一因です。

こうした事態を防ぐため、面接を補完するツールとして有効なのが適性検査のSPIです。SPIは、「候補者を採用した場合、任せたい仕事で活躍できそうか」「既存の組織になじめそうか」といった、面接では見えにくい候補者の性格や資質を数値化することができます。

WEB面接にSPIを併用することで、WEB面接による見極めの精度を向上させ、面接時と入社後のギャップを埋めることができるでしょう。

WEB面接の精度を上げて、メリットを享受しよう

WEB面接には、非言語的な手掛かりが少ない分、話者の身振り手振りなどのバイアスが軽減され、発言のみ正確に把握しやすいというメリットがあります。

SPIを併用することで候補者の人となりを掘り下げておき、WEB面接の特性を活かして効果的な採用活動を行ってください。

WEB面接でも候補者の人となりの理解に役立つリクルートマネジメントソリューションズの適性検査
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