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【新人・内定者育成のポイント】自己理解を促して成長に繋げよう

  • SPI3の活用

2020年05月22日

新人育成や内定者育成において、成長を加速させて効果を高めるには自己理解を促すことが大切です。新人・内定者がより深く自己を理解することで様々なメリットが生まれます。新人育成の場面でSPIを活用し、育成の効果を高める方法を紹介します。

新人育成でSPIを活用して、内定者の働く意欲を高めよう

新人を育成する上で重要なポイントのひとつに、働く意欲を高めるということがあります。どんなに優れた研修制度やフォローアップの仕組みがあっても、働く人自身の意欲が低ければ成長は見込めないからです。

ここでは、新人育成の場面でSPIを活用して自己理解を促し、働く意欲を高める方法をご紹介しましょう。

新人育成における自己理解促進の重要性

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新入社員を定着させ、能力を存分に発揮してもらうには、適切な内定者フォローや充実した研修制度といった受け入れ体制の強化が欠かせません。同時に、新入社員に自己理解という努力を促し、働く意欲を高めてもらうことも重要です。

新人が自己理解を深めることにどんな効果があるのか、具体的に見ていきましょう。

自律的な成長につながる

自己理解が深まると、みずからのスタンスや行動、思考の癖を客観的に振り返ることができるようになります。たとえ失敗しても、「何が足りなかったか」「どう行動すべきだったか」を自分に問いかけて、上司や先輩の指示、指導を待たず、自律的に軌道修正ができるようになるでしょう。

キャリアプランを見据えて行動できるようになる

変化・成長の主体者である自己の内面に迫ることで、やりたいことや大切にしたいことが明確になります。与えられた仕事をただこなすような仕事の仕方から、目指す将来像に向かってどのような経験を積むべきかを考え、具体的なキャリアプランに沿って日々の業務に取り組むようになります。

相手の視点で物事を考えられるようになる

自分という人間を客観視できるようになると、相手が自分に何を求めているのか、期待の水準がどこにあるのかという他者の視点で、みずからの行動を評価できるようになります。「自分はがんばった」という自己満足に終始せず、相手の期待を上回ることを目指して努力するので、成長のスピードも速まります。

得意分野を伸ばし、苦手分野を学ぶ意欲が高まる

自己理解を深めることで、自分の得意分野と苦手分野、またその理由を把握することが可能です。さらに、得意分野に対する自信が生まれ、さらに強みを生かそうという意欲につながる効果も期待できます。

また、苦手分野を明確に把握することで打開策を講じ、学んで克服しようという意欲が醸成されるでしょう。

成長を阻害する要因を見つけ、改善できるようになる

自己理解とは、自分の気質、性格、価値観、考え方、態度・行動などをありのまま受け止め、「そういう自分がいる」という事実を認識することです。例えば、「誰かに指示されるのが好きではない」という気質が自分の中に存在し、それが自信のなさからくる恐れによるものだと理解できれば、「成長するには他者の意見やフィードバックに耳を傾けることが重要だ」ということに気づくことができるでしょう。

自分の中に潜む問題を自分で見つけ出し、改善の糸口を探すことは、大いなる成長につながります。

自己理解の助けになるSPI3の「本人フィードバック用報告書」

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SPI3は、リクルートが提供している適性検査SPIの最新バージョンです(2020年4月現在)。面接だけでは確認しにくい新人の人となりや志向など、「基本的な資質」の把握を助けます。

SPI3には、人事担当者向けに作成される通常の報告書のほかに、オプションとして「面接」「配属」「自己理解」「育成」の4場面で活用できる「面接支援報告書」や「ストレス分析報告書」「本人フィードバック用報告書」「育成支援報告書」があります。

このうち、受検者本人の自己理解の助けになるのは、本人フィードバック用報告書です。

本人フィードバック用報告書とは?

本人フィードバック用報告書は、受検者本人が読むことを想定して表現をわかりやすく、やわらかく加工しています。受検者本人にそのまま渡すことができるので、受験者は自宅などでじっくり読み返し、自己理解を深めることができるでしょう。内定通知面談や入社研修のシーンで手渡せば、企業側の期待が伝わり、効果的なフォローにつながります。

人事担当者は、通常の報告書にもとづいて採用者の人物理解を深め、各採用者の性格や考え方に合わせた研修や声がけをおすすめします。そして、個々のパフォーマンスを最大限に引き出すことができる目標と、研修などの実施プランの設定によって育成を進めます。同時に、採用者には本人フィードバック用報告書を返却し、客観的なデータにもとづいて自己の性格特徴を確認してもらうようにしましょう。

本人フィードバック報告書の活用方法

本人フィードバック報告書に記載されているのは、受検者本人の性格の特徴、強み・弱みなどです。手引きとなる解説書を見ながら受検者自身で読み解くことで、さらに成長するためのポイントを把握できるようになっています。

受検者本人が報告書に目を通した段階で面談やグループワークなどを実施すると、面談者と受検者との相互理解と、ワークグループにおける集団との関わりの中でのさらなる自己理解が進み、就業意欲と成長意欲を高める効果が期待できます。

自己理解は新人育成の重要なポイント

新人を育成するためには、安心して働き続けられる環境を整えることに加えて、「ここで働き続けたい」「絶対に成長したい」という就業意欲、成長意欲を高めてあげることが重要です。SPIは、受検者の見えにくい性格や特徴を可視化して人事担当者の人物理解の助けとなるだけでなく、「本人フィードバック用報告書」の活用によって受検者の自己理解を深めるツールとしても活用できます。

SPIで一人ひとりに合ったアプローチを見つけ出し、新人の育成につなげましょう。