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聞いてはいけない!面接で絶対NGな質問とは?

2020年01月17日SPI3について

面接では、面接者が「聞いてはいけない質問」があります。うっかり質問をしてしまうと、優秀な人材を逃すばかりか、自社のイメージを傷つけることにもなりかねません。
面接における「NGな質問」を知っておきましょう。

聞いてはいけない!面接で絶対NGな質問とは?

面接の場でどんな質問をするかは、面接者の腕の見せどころ。聞くべきことをもれなく質問する一方で、「聞いてはいけない質問」は決してしないことが重要です。

では、面接でNGとなる質問には、いったいどのようなものがあるのでしょうか?

面接ですると法にふれる質問

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面接での質問に関係する法律として「職業安定法」があります。これは、職業選択の自由を守り、就労において差別的な扱いを受けることのないように定められた法律です。

この法律および関連法で「社会的差別の原因となるおそれのある個人情報の収集は原則として認めない」と定められており、次のような質問はNGとされています。

本人に責任のない事項を把握するための質問

例えば本籍や出生地、性別、家族、住宅状況についての質問は、面接ではNGとなります。これらはいずれも本人に責任がなく、しかも本人の能力とはまったく関係のない事項といえます。

同時に出自や家族の職業、社会的地位、生活状況などは就業差別につながりやすいため、面接時の質問としてはNGとされています。

本来自由であるべき事項についての質問

支持政党や信奉する宗教、生活信条のほか、購読している新聞や愛読書、尊敬する人物などに関する質問は、面接でしてはいけません。NGである理由は、いわれなき差別を避けるためです。

では具体的に、どのような質問がNGとなるのでしょうか。主なものを列記してみました。

・お住まいの周辺の環境はどうですか?
・お父様のお仕事は何ですか?
・ご自宅は一戸建てですか?
・信奉している宗教は何ですか?
・将来、どんな人間になりたいと思いますか?
・愛読書を教えてくれますか?
・尊敬する人物は誰ですか。また、その理由は?

こうした質問はつい口に出てしまいがちなものですが、いずれも「本人に責任がなく、自由であるべき事項」であり、法にふれる質問ですので注意が必要です。

また、「結婚の予定は?結婚、出産しても働き続ける?」といった質問はセクハラにあたりますので、注意するようにしましょう。

うっかりNG質問をしてしまうとどうなる?

面接の場では、候補者もまた面接者を見ています。「この会社は、自分が働くにふさわしい場所かどうか」を、面接によって探ろうとしています。ですから、法にふれる質問はもちろん、無駄な質問や意味のない質問ばかりが続くと、候補者のモチベーションが下がってしまいます。

さらには、「◯◯社の面接を受けたが、思っていたような企業ではなかった」という評判がSNSなどで拡散してしまったら、企業イメージの毀損にもつながります。

特に高卒採用の場合、高校生は面接に不慣れな場合も多く、その緊張をほぐそうとしてNGの質問をしがちです。十分に注意してください。

面接での質問は事前準備と検討が大切

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面接の時間は限られています。その中で、候補者の資質や仕事への意欲などを正しく推し測るには、質問の内容は極めて重要です。

有意義な面接を行うためには、何を確かめたいのかを明確にし、その上で具体的な質問を用意しておくことが大切です。一般的な例を挙げてみましょう。

<候補者の資質を確認する質問>
・自分はどんな性格だと捉えているか
・自分の特性をどのように当社での仕事に活かせると考えているか

<入社意欲を確認する質問>
・当社を志望した理由は
・当社で実現したいと考えていることは何か

<候補者のスキルや経歴を確認する質問>※中途採用場合
・前職ではどんな業務を担当したのか
・その業務において苦労した点や重視したことは
・何年くらいの経験があるか

これらの質問は候補者のどのようなことを知りたいかを明確にした上で、聞きたい観点を事前に想定しておき、そこから絞り込んで全体の質問項目をまとめておきます。候補者の回答によっては「それは具体的にどのようなことでしょう?」というように、より深掘りして尋ねることもありますから、質問項目に優先順位をつけ、優先度の高いものから聞いていくといいでしょう。

質問項目がまとまったら関係者でテストしてみて、聞き漏れや無駄な質問がないか、NG質問がないかどうかを、検討・確認するようにしましょう。

質問項目の作成にはSPI3が活用できる

面接では、短い時間で候補者本人の資質や仕事への意欲、適性などを見極めなくてはならず、質問項目を作るのも簡単ではありません。そこで活用できるのが、リクルートの適性検査「SPI3」です。

面接の前にSPI3を実施しておくと、候補者自身の資質や職務、組織への適応性を測れます。これを参考に質問を作成した上で面接を行えば、より客観的に人物を理解することが可能となります。

また、SPI3では結果を踏まえた面接での質問例や、受検者一人ひとりの性格に合わせた「コミュニケーション上の注意点」もアウトプットされますから、面接を効果的に進める上でも有効でしょう。

SPI3の利用で的確な質問を見極め、面接準備の効率化を

面接では、ついうっかり口をついて出てしまった質問によって、企業イメージが損なわれることもあります。NG質問にはくれぐれも注意が必要ですが、意識するあまり、面接者が萎縮してしまっては本末転倒です。

そんな事態を避けるためには、事前の準備が大切になります。面接までの限られた時間の中でSPI3を利用することは、確認すべき内容を見極めた的確な質問を効率的に作成する、大きな助けになるはずです。