適性検査SPI3お役立ちコラム

志望者が減り続ける公務員採用を変える!
適性検査SPI3で「活躍できる人材」を見極める方法

2026年09月01日
  • 適性検査導入のメリット
  • SPI3の特徴

「応募者数が毎年減っているのに、欲しい人材がなかなか集まらない」「試験内容を見直したいが、どこから手をつければいいか分からない」「採用した職員が、期待していた能力や特性と異なっていた」----自治体・官公庁の採用担当者なら、一度はこうした悩みを抱えたことがあるはずです。

実際、令和2年度の地方公務員競争試験は、受験者数(468,530人)・競争率(5.9倍)が9年・10年ぶりに増加したが、依然として平成23年度(受験者数618,734人、競争率8.8倍)と比べて低水準です。背景には人口減少・少子化、社会情勢や就業意識の多様化があると考えられます。それでも、安定的な行政サービスのため、「活躍する人材」を見極め、定着してもらう必要があります。

本記事では、こうした課題を解決する手段として、民間企業で年間16,500社・276.6万人(20263月期実績)に活用されている適性検査「SPI3」が、公務員採用においていかに効果的かを解説します。

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公務員採用が直面する3つの深刻な課題

なぜ今、公務員採用の現場では「従来の方法では通用しない」という声が広がっているのでしょうか。背景にある3つの構造的な課題を整理します。

課題 生産年齢人口の減少による応募者の絶対数の不足

国内の生産年齢人口は1995年をピークに減少を続けており、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計では、2030年には6,773万人、2060年には4,418万人まで減少する見込みです。採用の「母集団」そのものが縮小しているため、従来と同じアプローチでは人材確保が困難になっています。

課題 民間企業との採用競争の激化

採用意欲の高い民間企業が採用活動を早期化・多様化するなかで、公務員試験の準備負担が民間就活との両立を困難にしています。その結果、学生が公務員を「現実的な選択肢」として考えにくくなっており、応募者の質・量ともに厳しい状況が続いています。

課題 求められる公務員像の変化への対応

地方分権の進展や社会環境の複雑化により、現代の自治体職員には「計画を着実に実行する力」に加えて、「自分で考えて行動する力」「多様な価値観を受け入れる柔軟性」「周りを動かすリーダーシップ」といった新しい特性が求められるようになっています。これまでの筆記試験中心の選考では、こうした特性を見極めることが困難です。

8年連続
都道府県の職員採用試験 応募者数の減少
2030年
生産年齢人口が 6,773万人まで減少予測
16,500社
SPI3の年間導入社数(2026年3月期実績)

「試験を変える」だけでは足りない。なぜSPI3が必要なのか

公務員採用の課題への対応策として、多くの自治体が試験内容の見直しを進めています。「教養試験の出題範囲を絞る」「専門試験の任意化」「民間就活で一般的なエントリーシート形式の導入」などがその代表例です。これらは門戸を広げ、志願者数を増やすための有効な手段です。

しかし、試験のハードルを下げても「活躍できる人材かどうかを見極める力」を失っては本末転倒です。むしろ試験対策なしで応募できる形式に変えれば変えるほど、応募者の多様性は高まり、個々の能力・特性を正確に見極めるためのツールが必要になります。

ここでSPI3が果たす役割が明確になります。SPI3は民間企業で標準的な適性検査として広く普及しているため、「民間就活と並行して公務員も受けてみよう」という学生にとって心理的な応募障壁が低くなります。さらに、試験の客観性と公平性を保ちながら、従来の筆記試験では測れない「人となり」「組織への適応可能性」を可視化することができます。

 

SPI3が公務員採用にもたらす4つの価値

 応募しやすい試験形式で母集団を拡大できる

SPI3は民間企業の採用選考で一般的に使われているため、就活生にとって馴染みのある試験形式です。従来の公務員試験の代わりにSPI3を活用することで、民間企業と並行して就職活動をしている学生が「公務員も受けてみよう」と思いやすくなります。門戸を広げながら選考の質を維持できる点が最大のメリットです。

 能力と性格の両面から「活躍できる人材」を見極める

SPI3は「能力検査」と「性格検査」の2軸で応募者を多角的に数値化します。能力検査では職務遂行に必要な知的能力の基礎水準を測定し、性格検査では30以上の項目から「どのような仕事や組織に適応しやすいか」を可視化します。これにより、面接だけでは分かりにくい「入庁後に活躍できるか」という視点での評価が可能になります。

 面接の質問精度を高め、選考の見極めを深める

SPI3の報告書には、応募者の性格特性に基づいた「面接での確認ポイント」が示されます。面接官は「感覚的に気になった点」をデータで裏づけながら深掘りできるため、選考の一貫性と公平性が高まります。特に採用担当者が複数人いる場合、評価基準の統一に役立ちます。

 採用後の配属・育成にも活用できる

SPI3のデータは採用選考で終わりではありません。内定者の性格特性や適性データを配属部署の上司と共有することで、オンボーディングがスムーズになり、早期戦力化につながります。また年次ごとのデータ蓄積により、「自組織で活躍する職員の特性プロファイル」を形成することも可能です。

 

実際の自治体導入事例:SPI3で採用が変わった事例

調布市:採用から入庁後の自己理解促進まで一貫活用

調布市では、SPI3を採用選考(初期選考・面接)から、入庁後の自己理解促進・採用振り返りまで一貫して活用しています。「新たなチャレンジでまちを活性化」という方針のもと、採用と育成をデータでつなぐ先進的な取り組みとして注目されています。
>>詳細はこちら

岩手県大船渡市:全職員受検で人物理解ツールとして定着

岩手県大船渡市は、採用選考にとどまらず、全職員がSPI3を受検する体制を構築。初期選考・面接・内定者フォロー・採用振り返りまで幅広く活用し、職員一人ひとりの力を生かす組織づくりに役立てています。
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SPI3の受検形式・導入の流れ

公務員採用においても、SPI3は従来の採用フローを大きく変えることなく導入できます。

受検形式 特徴 公務員採用への適性
テストセンター 弊社運営の専用会場または自宅のオンライン会場で受検。監督者あり。 公平性・不正防止が担保されるため、公的機関の選考に特に適している
WEBテスティング 自宅・学校など任意のパソコンから受検。指定期間内に自由な時間帯で実施。 遠方の応募者や、説明会後すぐに受検させたい場合に有効
インハウスCBT 自治体・官公庁の庁内パソコンで受検。来庁時に合わせて実施可能。 面接当日に受検→即日結果参照というスピーディな選考フローに対応
ペーパーテスティング マークシート形式。インターネット環境が不要。 会場を自前で用意し、大規模一斉実施したい場合に適している

 

導入コスト・手続きの概要

SPI3は初期費用0円・1名から導入可能です。申込後、最短1営業日でご利用いただけます。自治体・官公庁での導入実績も豊富にあるため、ご不明点はご相談ください。

 

公務員採用担当者からよくある質問(FAQ

Q. 民間企業向けの適性検査が公務員採用に合うのですか?

はい。SPI3は職種や業種に特化した内容ではなく、「どのような仕事においても共通して必要とされる資質(性格・能力)」を測定しています。そのため、民間・公務員を問わず活用できます。実際に多数の自治体・官公庁で導入されており、公務員採用特有の課題(多様な人材の確保、選考の公平性確保)への対応実績もあります。

Q. 従来の公務員試験と併用できますか?

はい。SPI3を公務員試験の一部として取り入れる形(従来の教養試験の代替、または補足的な導入)など、各自治体の事情に合わせた柔軟な設計が可能です。導入にあたっての具体的な方法については、こちらからお問合せください。
>>https://www.spi.recruit.co.jp/contact/

 

Q. 応募者側(学生・求職者)に負担はかかりますか?

SPI3のテストセンター形式の場合、全国のリアル会場とオンライン会場があるので、応募者は居住地・予定に合わせて受検しやすいので応募者の負担を軽減できます。

 

公務員採用のあり方を、データで変える一歩を。

志望者の減少と人材見極めの難しさという二重の課題に、SPI3は具体的な解決策を提供します。初期費用0円・最短1営業日という導入のしやすさも、年度途中でも検討を始めやすい理由のひとつです。まずは資料でSPI3の詳細をご確認ください。

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