総合検査SPI 2シリーズ
測定領域
- 性格と能力の2領域から受検者の資質を総合的に把握
- 人間の行動のベースとなる比較的変化しにくい領域で、未経験の職務への適応のしやすさや将来的な成功度など、個人の潜在的な可能性の評価に役立ちます
- 人事部門以外の現場の方が面接をする際にも人物理解が進むような報告書の構成となっています
SPI 2全体概要と尺度内容
行動的側面
―日常の行動特徴として表面にあらわれやすく、周囲から観察しやすい側面―
社交的で行動力のあるタイプか、思索的で粘り強いタイプか、などがわかる。
【尺度内容】
- 社会的内向性:対人接触面での積極性、社交性
- 内省性:ものごとを深く考えることを好む傾向
- 身体活動性:体を動かし、気軽に行動することを好む傾向
- 持続性:粘り強く、コツコツと頑張り抜く傾向
- 慎重性:先行きの見通しをつけながら、慎重にものごとを進めようとする傾向
意欲的側面
―目標の高さや活動エネルギーの大きさなど、いわゆる意欲に関する側面―
難問や競争的な場面に対峙するパワーをどの程度もっているかがわかる。
【尺度内容】
- 達成意欲:大きな目標を持ち、第一人者になることに価値を置く傾向
- 活動意欲:行動や判断が機敏で意欲的な傾向
情緒的側面
―気持ちの動きの基本的な特徴を表す側面―
ストレスや失敗の受けとめ方や気持ちの整理の仕方と関係が深く、行動にあらわれにくい内面的な気持ちの動きがわかる。
【尺度内容】
- 敏感性:神経質で、周囲に敏感な傾向
- 自責性:不安を感じたり、悲観的になりやすい傾向
- 気分性:気分に左右されやすく、感情が表にあらわれやすい傾向
- 独自性:独自のものの見方・考え方を大切にする傾向
- 自信性:自尊心の強さや強気な傾向
- 高揚性:調子のよさや楽天的な傾向
能力的側面
基礎能力(SPI 2-U、A、B、G、H)
―どのような仕事をこなすうえでも共通して求められる汎用的な知的能力―
知識の蓄積量を示す学力とは異なり、偶然性に左右されにくいその人本来の能力がわかる。
思考力/判断力、新しい知識の吸収力、コミュニケーション能力、応用力などの基礎となる能力である
- 言語的理解:文の要素である語の意味を正しく把握し、文章の構成や要旨を的確に理解する力
- 論理的思考:すでに獲得した情報をもとに、新しい情報や的確な判断を導き出す力
- 数量的処理:加減乗除の計算能力や、グラフ・表を正確に解釈する力
実務基礎能力(SPI 2-R)
―非定型的な業務を含むやや複雑な一般事務作業に求められる能力―
- 情報を速く正確に整理する力
- おおよその数値を計算する力
- 文章を速く正確に照合する力
- 基礎能力
事務能力(SPI 2-N)
―定型的な業務の遂行に必要な単純な課題を速く正確にこなす能力―
- 基本的な、あるいは誤りやすい漢字の読み書き
- 比較的簡単な四則演算
- 表の読み取りや照合、置換
英語能力(SPI 2-UE、GE、ENG)
―英語能力のベースである語彙・文法の理解力や読解力―
性格面の特徴
報告書左側の行動、意欲、情緒の性格的側面13尺度の得点プロフィールの人に多くみられる特徴を記述。
受検者の人物イメージの全体像である「基本的な特徴」、どのような仕事で力を発揮する可能性が高いかを記述した「仕事面の特徴」、今後の成長に向けての指導上・育成上のポイントである「啓発ポイント」の3ブロックで構成。
各尺度の得点やそのプロフィールをよく読み込むことで、更に深い人物理解が可能。
チェックポイント
「性格面の特徴」同様、性格的側面13尺度の得点プロフィールの人にあらわれやすい弱みとしての特徴をまとめ、19観点、57種類のコメントの中から受検者ごとに1個~4個の短文で表示。さらに「SPI 2解説書」には効果的な面接を行うための質問例をそれぞれの観点ごとに掲載し、面接での深い人物理解をサポート。
19の観点
- 対人
-
- 対人面の繊細さ
- 対人面の消極性
- 周囲への配慮の不足
- 自己主張の強さ
- 自己主張の弱さ
- 対課題
-
- 理想と行動のギャップ
- 意欲のから回り
- 目標の低さ
- フットワークの悪さ
- 行動の柔軟性の不足
- 慎重さの不足
- 粘り強さの不足
- 注意や行動の散漫さ
- 共通
-
- 自信過剰
- 心配しすぎ
- 気分のむら
- 考えの浅さ
- 考えすぎ
- 思考の固さ
「チェックポイント」の面接質問例・評価の視点
対人

自分に自信をもっており強気なほうだが、周囲に押しつけがましい印象を与えたり、異なる意見に耳を傾けないなど、自信過剰で謙虚さを欠くところはないか
チェックポイントは、受検者のような性格的側面13尺度の得点プロフィールをもつ人に一般的にみられる注意点や課題をまとめたものですが、受検者がそうした特徴をもっていると断定するものではありません。人物理解にあたっては、コメントに示されているような行動や傾向が実際にあらわれていないかを面接などを通じて十分確認していくことが大切です。
職務適応性
性格的側面13尺度と基礎能力の結果から、さまざまな特徴をもつ職務に対する適応のしやすさを、具体的な職務がイメージしやすい14の枠組にもとづいて5段階で判定。具体的な判定手法は、豊富なデータに基づいて実証的に開発しています。
「SPI 2要件明確化サーベイ」※を用いて事前に求める要件を職務ごとに明らかにしておくことで、さらに効果的な選考を行うことが可能(『M 新しい企画やアイディアを生み出す仕事』『N 複雑な問題を考え分析する仕事』については、基礎能力総合の得点を加えて判定をしているため、SPI 2-R、N、Pの場合には結果が表示されません)
※SPI 2の性格・能力的側面の尺度および職務適応性の枠組を用いて、貴社の要件を明確にするための支援ツールです(基本料金:3職務まで、3万円)実施のご相談は、テスティングサービスセンターまでお寄せください










